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活字アレルギーだった私が、3ヶ月本を読んで感じた変化

1年で読んだ本、片手に収まるくらい…。

活字を読むことが苦手だった私が、3ヶ月間読書を続けてみて感じた変化をレポートします!

目次

買ったけど読まない本が大渋滞。

本屋さんに行くのは好き。ああ!面白そう!と惹かれる本を手に取り、会計を済ます。家に着くなり部屋の一角のカラーボックスへ収納し、これまで買いためてきた本たちが整列されている姿を眺め満足に浸る。「読まれる」という任務を背負ったはずの本たちは、中身開かれることなく時が経ち、再度取り出されるのはフリマサイトでお引越し先が見つかったとき。

「いや、買ったときは読もうと思ってたんだけど…」「ここ最近忙しかったし…」の定型文を、何度乱用しただろうかというくらい、本を読む、読み切った経験がありませんでした。

そんな本読めない人間を打ち砕くべく、2022年末から「1日最低1回は本のページをめくること」を目標としてから、3ヶ月が経ちました。

3ヶ月読書を続けてみて…変化は?

【変化1】いい意味で現実逃避できるようになった。

これまでは、仕事や人間関係で嫌なことがあったとき、常に不安がつきまとう感じ、休日なのにそのことについて考えてしまっている、と、悩みを引きずりがちでした。

気持ちのメリハリというか、うまく現実から逃げて心や体を休めることができなかったんですよね。

「読書プロジェクト」で感じた最初の変化は、本を読むことで一旦悩みから離れることができるようになったこと。

元々、漫画や映画の登場人物に感情移入しやすい性格でもあったので、読み始めて本の世界観に取り込まれてしまえば、物音にも気づかないほど。1つのことに集中すると、他のことは気にならなくなる時ってありますよね。今までは、悩むことに神経を全集中してしまっていたので、負のループからなかなか抜け出せませんでした。

本の中の世界、登場人物の心の動き、ページの先で感じられるであろうことを可能な限り自分の中で再現することに集中する。

キリのいいところまで読んで現実に戻ってくると、さっきまで悩んでいたことが些細なことに思えてきたり、リセットされた頭で考え直すことができるようになりました。

【変化2】ビジネス書籍派から小説派へ

社会人の読書といえば、ビジネス書でしょ

自分磨きのため!と意気込んで、ビジネス書籍ばかり読んでいました。しかし、これが最後まで読むのが辛くて笑。

「これしましょう、あれしましょう」「○○できないと、ダメ」。スキルアップや問題解決のヒントをくれるわけですから、このような書き方が多いのは当然なのですが。提示されたことができていない自分が浮き彫りになり、息苦しさや焦りを感じてしまっていました。

これまで読書が続かなかったのも、インプットするために読み始めたはずの本を、自分の能力不足を証明するための道具にしていたからなのだと思います。

ジャンルを変えて、今まで手にしてこなかった小説を開拓(確か、ミステリーを読みました)。数分読み続けるのが辛い状態が嘘だったかのように、続きが気になって本を置くことができない!という感覚で読み切ってしまっていました。

本にも自分の体質に合う合わないはあるみたいです。

【変化3】休日の活動拠点が図書館になった。

タダで読み放題

利用カードを作ればどれだけ本読んでも無料。こんなにコスパがいいものがあるでしょうか笑。

元々は書店で本を購入していましたが、読む本が増えるにつれ、書籍購入代がかさみがちに…。

「面白くなかったらどうしよう…無駄にしたくない。買おうかどうしようか。」

本を読むことではなく、選ぶことに時間をかけまくっていました。

図書館で借りることで、書籍代の節約にもなりますし、当たり外れを気にすることなくたくさんの本に出会うことが可能です。

集中して読める空間

始めは家で読書をしていました。が、気づいたらテレビ見たり、家事始めたり、スマホに手が伸びていたり…。「読むぞ!」と決めてもいつの間にか離脱してしまっていました。

場所変えて、カフェへ。家よりは読み進められるものの、スイーツやコーヒーの美味しそうな匂いで、食欲との戦いが始まってしまい・・・。

最終的に辿り着いたのが、本を読むために構えられている図書館でした。(初めから行けば良かったのに遠回りしました笑)

週一ペースで通っています。

【変化4】人と話すことが楽しくなった。

意外と本読んでいる人って多いんですね!(意外と!は失礼、笑)

学生の頃は、好きな音楽やアイドルについて友人と熱い討論会を繰り広げていましたが、社会人になってから出会う人は年齢や価値観も様々。

共通の話題探しに苦戦し、

自覚はしていたけど、こんなにも人と話すのが苦手だったのか、自分。

と、落ち込むこともありました。

読書を始めてからは、初対面の人とでも本の話題が出るとそれなりに会話を続けられることに気がつきました。推し本を紹介するのはもちろん、未開拓の本を紹介されるのも面白いです。

ブクログで人と繋がる

ブクログ(booklog)という、ブックレビューコミュニティサイトはご存知ですか?

自分が読んだ本を記録できるだけでなく、いろいろなユーザーさんの感想を読んだり、コメント機能で交流できる、本を読む人なら使っておきたいサイトです。

数年前にアカウントを作成したものの、放置していて…今回の「読書プロジェクト」を機に再開させました。

星付けの評価だけもできますが、思ったことや感じたことを形として残しておくのも大事だよなぁ、と思い、感想を投稿するようにしています。

いいねやコメント機能があるので、自分がアウトプットしたものに反応があったときや、おすすめ本の紹介コメントがくると嬉しいです。

SNSで人と繋がるというのは初めてなので、今更ながらその楽しさを知ったという感じです笑

【まとめ】本が好きになったのではなく、そもそも好きだった笑

本を読むことが苦手だった私が、3ヶ月間読書を続けてみて感じた変化を長々とレポートしてきました。

読むジャンルがマッチングしていなかったり、読み方が良くなかっただけで、「本が好き」というのは、潜在的に自分の奥底に眠っていたのかもしれません。

正直、熱し易く冷め易いタイプの自分が、3ヶ月も何かを続けられていることに驚きです。(同時期に通い出したヨガ教室は退会予定w)

今回は、読書を続けた自分の観察日記になってしまいましたが、今まで読んだ本でおすすめしたいものなどをブログで紹介していけたらなと思います。

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この記事を書いた人

何処かの地方にて暮らしております。
小さな感動を見つけ最大限に味わい尽くすのがモットー。

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